2013年8月
 
 ~” ロコモ ”をご存知ですか?~
 
ロコモティブシンドローム(運動器症候群=“ロコモ”)は、2007年に提唱されたものです。運動器というのは、骨や筋肉など身体を動かす器官のことを指します。加齢により、運動器が衰え、足腰が弱ってきたために、寝たきりや要介護になりやすい状態をいいます。高齢化で、運動器の耐用年数を延ばす努力が必要になってきました。予防には運動が大切。速く歩ける人ほど長生き、という研究結果も。おなじみの“メタボ”に比べると、似た響きの言葉ですが、まだあまり知られていません。関節の痛みから運動不足になり、肥満(メタボ)からロコモになるという悪循環に陥りやすくなります。

自分がロコモかどうか、「ロコチェック」で調べてみましょう。
ひとつでも当てはまれば、ロコモの心配があります。
1 片脚立ちで靴下がはけない
2 家の中でつまずいたり滑ったりする
3 階段を上るのに手すりが必要
4 横断歩道を青信号で渡りきれない
5 15分くらい続けて歩くことができない
6 2kg程度(1㍑の牛乳パック2個程度)の買い物をして、持ち帰るのが困難
7 家での、やや重い仕事(布団の上げ下ろしなど)が困難


今日から「ロコモーショントレーニング」“ロコトレ” を始めましょう。
1 開眼片脚立ち
2 スクワット

その他にも推奨される運動があります。ご相談は院長まで。